POG的レース通信です。今週は東京・京都の2週目、フランス遠征していたルメール・北村友を待っていたからか、6頭の大量出走。期待馬のデビューも楽しみ。なおサウジアラビアRCは重賞の預言で取り上げます。(本日の正午更新予定)
【POG的レース通信の基本ルール】
☆対象は「2025POG的預言」で取り上げた全67頭
☆毎週土曜9:00に出走予想を掲載
☆毎週月曜正午に、同記事内で出走結果を更新
25年10月11日(土) 東京11R サウジアラビアRC G3芝1600m
ゾロアストロ(母アルミレーナ)/ルメール
【POG的預言】
米欧混血だが良質な欧州スピード・スタミナを持つ。活力・馬格も問題なく、宮田厩舎もマッチする。適正距離は1400m-2000m、広い東京が合うが、コースはあまり問わない。キレ負けしやすく、差せるペースが合う。タフな多頭数混戦向き、重馬場は鬼、ダートは不得手。
<出走前の預言>
A評価。預言には「適正距離は1400m-2000m、広い東京が合う、差せるペースが合う」とある。今回は少頭数だが、ハイペースで勝ってきたエコロアルバ・マーゴットブロー・ユウファラオが引っ張る流れも合う。調教もウッドで自己ベスト更新+加速ラップと万全。相手は強化されるが、ここではまだ崩れない。
<結果>
3着。勝ち時計【1.33.8】、ラップ【35.7-59.8-34.0】、超スローで直線の上がり3F勝負になった。時計も平凡。
当馬は「キレ負けしやすい」との預言があり、出遅れ+上がり3F勝負になったのが致命傷。完全に脚を余しており、能力負けではない。ルメールは「1800m-2000mがいい」と言っていたようだが、キレがなければ1600mでも2000mも同じことが起こりやすい。すべてはペース次第、ミドルペース以上にはなってほしい。
25年10月12日(日) 東京3R 未勝利芝2000m
チャリングクロス(母ライジングクロス)/内田博幸
【POG的預言】
欧州スピード・スタミナの両方が引き出された素晴らしい配合。遅生まれで母はBBAと個体リスクはあるが、ポテンシャルを信じて指名する価値はある。適正距離は1800m-3000m、東京や京都などの広いコースで、道中で息が入る流れに強い。タフな馬場に強く、重馬場は鬼。ダートは不得手。
<出走前の預言>
Z評価。預言では「適正距離は1800m-3000m、タフな馬場に強い」とある。距離は合うが、調教でも終いが甘く、高速馬場には対応できない。またルメールも戸崎も空いているのに、謎の鞍上・内田博を起用、陣営のやる気が全く伝わってこない。調教時計は良化中だし、何とか巻き返してほしいが、一口馬主やPOG指名者の「折れつつある心」をしっかり折ってきそう。
<結果>
1着。勝ち時計【2.00.0】、ラップ【36.6-60.8-34.9】。緩みのないラップで、上がりも34.9でまとめている。時計も速く、未勝利戦としては水準以上の内容。
当馬は調教良化も馬体重+20kg、まだ良化途上に映った。やや出負けしたところでは「今回はどうやってイジろうか」と考えていたのだが、最後の直線では手応え抜群、上がり2位の34.2でイン差し勝ち。Z評価してごめんなさい。

今回、メンバーは強くなかったが内容としては完勝、これなら次走も期待できる。中山などのタフな馬場ならなお良し。しかしポテンシャルってすごい。
25年10月12日(日) 東京5R 新馬芝2000m
イクシード(母シャトーブランシュ)/ルメール
【POG的預言】
父と母の持つ欧州スピード・スタミナが高次元で噛み合った素晴らしい配合。ただ活力がギリギリで仕上がりは遅め、反動が大きいタイプ。適正距離は1800-2400m、機動力があるのでコースは問わない。高速馬場でキレる脚を使う馬場が合う。重馬場は得意、ダートは不得手。
<出走前の預言>
B評価。預言には「適正距離は1800m-2400m、高速馬場でキレる脚を使える」とある。東京の高速馬場は合うし、ルメールを確保しつつNF・社台ともに不在と、接待競馬にぬかりなし。
ただ不安要素もある。まず調教時計は水準だが、終いで伸ばし切れておらず、攻めている感じがない。また晩成タイプで未完成の牝馬だけに、2000mは体力的にやや長い。メンバー的に最有力なのは間違いないが、スローペースで、すんなり先行しておきたい。
<結果>
1着。勝ち時計【2.00.2】、ラップ【36.9-61.4-34.1】は新馬レコード。上がり58.8も非常に速い。レースレベルは高い。
当馬はまだ馬体が薄いが、レースでは上がり33.4を使っての完勝。ストライドが非常に伸びるあたり、兄を彷彿とさせる。ポテンシャルはG1級。あとは「預言」にもある通り、反動がどこまで出るか。また現状は東京コースの1800m以上に絞り、数は使わないだろう。一戦必勝でどこまで行けるか。
なお、次走で東京の1800m-2000mを使ってきたらS評価にします。いろんな意味でご期待ください(←悪い顔)
25年10月13日(月) 東京1R 未勝利・牝ダ1600m
エコールナヴァール(母ジューヌエコール)/ルメール
【POG的預言】
スプリンターの母よりも距離が持つ、米血スピードに溢れる非常に良い配合。6月東京目標の速攻系として期待値は高い。適正距離は1200m-1600m、東京・中山など一気に走り切る軽いマイルが合う。逆にスローペースやタフすぎる馬場は合わない。重馬場はこなせる、ダートも得意。
<出走前の預言>
B評価。預言には「適正距離は1200m-1600m、軽いマイルが合う、ダートも得意」とある。芝スタートの東京ダートマイルは実はピッタリだし、相手もそこまで強くない。鞍上もルメールを確保、好発から先行すれば崩れにくい。ここはチャンス大、できれば揉まれない外枠を引きたい。
<結果>
1着。勝ち時計【1.40.0】、ラップ【34.9-60.1-39.9】。勝ち時計は遅く、上がり3F39.9は過去5年でワースト。レースレベルは低い。
当馬は好発から外を回してキッチリ差し切った。やはりキレよりは持続力タイプで、ダートも合っている。ただこの内容では昇級しても少し厳しい。調教でも動き切れていないし、もう一段の成長が欲しい。
25年10月13日(月) 京都2R 未勝利・牝芝1600m
サンダーバード(母サロニカ)/戸崎圭太
【POG的預言】
ND系多重クロスの米欧混血型で決め手に欠けるタイプ。牝馬だけに「距離適正が2000m超でタフな競馬」は適条件が少なく稼ぎきれないとみる。適正距離は2000m~3600m、タフな阪神・中京が合う。逆にキレを要求される舞台は向かない。重馬場は得意だがダートは不得手。
<出走前の預言>
D評価。預言には「距離適正は2000m超、キレを要求される舞台は向かない」とある。前走は3着だったが、勝負所でモタモタしておりズブさを見せていた。今回の札幌→京都変わりはプラスとはいえず、ペースの上がらない少頭数も合わない。調教はだんだん良化しているが適性微妙、積極的に乗ってどこまで。
<結果>
2着。勝ち時計【1.34.6】、ラップ【35.2-59.8-34.8】は標準レベル。
当馬は積極的に行って、逃げ馬の2番手と完璧な位置取り。しかし4角でマクり加減に追ってもずっとジリジリ、結局交わせずの2着。やはりマイルではスピードが足りずに勝ち切れない、スタミナを活かせる中長距離に使ってきたら狙いたい。
25年10月13日(月) 京都6R 新馬芝1600m
バルセシート(母マラコスタムブラダ)/北村友一
【POG的預言】
母のポテンシャルをフルに引き出せそうな好相性の配合。ただ7番仔で2連産と活力微妙で、レースを使った反動も大きそう。適正距離は1800m-2400m、東京・阪神外回りが合うが、他のコースもこなせる。高速馬場の高速上がり勝負で強く、重馬場もダートもこなせる。
<出走前の預言>
D評価。預言には「適正距離は1800m-2400m、高速馬場の高速上がり勝負に強い」とある。京都はこなせるが、スタミナ色が強くマイルはやや短い。またウッドでもまだ加速ラップが踏めておらず、仕上がりも甘め。使ってからか。
<結果>
1着。勝ち時計【1.33.6】、ラップ【34.0-58.2-35.4】は新馬レコード。ハイペースではあったが、上がりもしっかりまとめている。レースレベルは高い。
当馬は距離不足の懸念があったが、ハイペースでスタミナが活きた格好。勝ちっぷりは鮮やかで、やはりポテンシャルは高そう。ただし「預言」にもある通り、反動が出やすいタイプと見られるだけに、派手な勝ち方は逆に不安材料にもなる。今後は順調に使い込めるかどうかがカギになる、距離は伸びても問題ない。
おまけのひとこと
10月11日(土)京都9R・紫菊賞は、低調なメンバーで馬券妙味はないが、人気のロードラヴォールは前走のレベルがかなり高かった。どんな競馬をしてくれるか、注目の一戦。
(10/14追記)
紫菊賞。勝ち時計【1.59.3】、ラップ【35.9-59.7-36.3】は2歳レコード。道中全く緩まない厳しいペース。ロードラヴォールは好発から雁行状態でハイペース逃げ、これを押し切るのだから相当スタミナがある。競馬が上手ではないが、このまま逃げ馬として育てたらかなり面白い馬、今年のクラシックの鍵を握るのは、実はこの馬かもしれない。
(評価基準)
S評価:1着予想
A評価:1-2着予想
B評価:1-3着予想
C評価:2-4着予想
D評価:3-6着予想
Z評価:Z予想
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