POG的レース通信です。今週は2頭が出走。最終週で荒れた馬場を嫌ったのか、なかなか出走が増えませんが、来週以降に期待しましょう。
【POG的レース通信の基本ルール】
☆対象は「2025POG的預言」で取り上げた全67頭
☆毎週土曜9:00に出走予想を掲載
☆毎週月曜正午に、同記事内で出走結果を更新
25年7月20日(日) 函館5R 新馬芝1800m
ハムタン(母カレンブーケドール)/武豊
【POG的預言】
米血スピード・スタミナが豊富で、スピード能力の高いシンボリクリスエス産駒に近く、ポテンシャルは非常に高そう。適正距離は1800m-3200m、長い脚を使える東京・京都がベストだが、先行できればコースはあまり問わない。重馬場もこなせる、ダートは得意。
<出走前の預言>
B評価。北海道から直接入厩の馬が多い中、栗東調整してきたアドバンテージはある。一方で、預言には「シンボリクリスエス産駒に近く、長い脚を使える」とある。小回り函館はそこまで合わないし、雨が残るとパフォーマンスは落ちる。馬場が読める鞍上・武豊がロスなく乗ってどこまで。
<結果>
2着。勝ち時計【1.48.7】、ラップ【37.3-61.9-34.8】。スローペースで1分48秒台は優秀で上がりも速い、水準以上のレベル。 勝ち馬がインをロスなく立ち回ったのに対し、当馬は外枠から外を回しており、距離ロスが響いた格好。また出走前の預言でも「小回りは合わない」とあったとおり、コーナーでかなり外に膨らんでいた。適性が合ってない割に2着ならまずまず、札幌・京都あたりで見直したい。
25年7月20日(日) 小倉5R 新馬芝1800m
ベレシート(母クロノジェネシス)/北村友一
【POG的預言】
父母の欧州スタミナがガッチリ噛み合った、かなりポテンシャルの高い配合。適正距離は1800m-3200m、中山や阪神内回りがベストだが、機動力も高いのでコースは問わない。スタミナがあるのでタフな馬場向きだが、溜めてキレる脚も使える。重馬場は鬼、ダートは苦手。
<出走前の預言>
B評価。預言には「スタミナがあってタフな馬場向き」とあり、今の小倉はかなり合う。一方で母クロノジェネシスと似た軽め調整で、仕上がりの裏付けが取れていないので、某チャリングのクロスさんのような「全然仕上がってませんでしたゴメンちゃい」的な大スベリは怖い。また同レースに出走するリアライズルミナス・リアライズブラーヴがかなりの難敵、能力でどこまで。
<結果>
1着。勝ち時計【1.52.5】、ラップ【38.8-64.8-35.5】、タフな馬場で、時計が平凡なのは仕方なし。 スタートでつまづいて大出遅れ、しかも超スローペースの厳しい競馬だったが、直線で他馬を1秒以上上回る上がり34.5での差し切り。タフな馬場を全く苦にせずこの高速上がり、相当強いと見た。
なお人気だったリアライズルミナスはインで閉じ込められており、次走巻き返しは可能。米欧混血のズブいタイプなのでスローペースで馬群を割る競馬は合わなかった。
おまけのひとこと
今週は福島・小倉・函館がいずれも最終週の閑散期。特にNF天栄(とルメ様)は福島を徹底回避しており、新潟には大攻勢が見られそう。新馬ではプロメサアルムンド、ペルウィクトール、未勝利ではゾロアストロ、ディアダイヤモンドが待機中。全部ルメ様で、全部勝ちそう。
(7/21追記)
上で挙げた5頭、やはり全馬ルメ様で出走する模様。そしてペルウィクトールはフィロステファニと激突決定。NF天栄・ルメールvs社台RH・キングの戦い、非常に楽しみ。
(評価基準)
S評価:1着予想
A評価:1-2着予想
B評価:1-3着予想
C評価:2-4着予想
D評価:3-6着予想
Z評価:Z予想
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