【無料公開】2025POG的レース通信(7月26日-27日)

2025レース通信

POG的レース通信です。今週は新馬3頭、未勝利1頭が出走。ようやく出走数が増えてきました。

【POG的レース通信の基本ルール】
☆対象は「2025POG的預言」で取り上げた全67頭
☆毎週土曜9:00に出走予想を掲載
☆毎週月曜正午に、同記事内で出走結果を更新

25年7月27日(日) 新潟2R 未勝利芝1800m

ゾロアストロ(母アルミレーナ)/ルメール

【POG的預言】
米欧混血だが良質な欧州スピード・スタミナを持つ。活力・馬格も問題なく、宮田厩舎もマッチする。適正距離は1400m-2000m、広い東京が合うが、コースはあまり問わない。キレ負けしやすく、差せるペースが合う。タフな多頭数混戦向き、重馬場は鬼、ダートは不得手。

<出走前の預言>

S評価。距離は合うし、広い新潟外回りも合う。本質的に6頭立ての少頭数は向いてないが、ノーザンF産・社台F産が不在で、中間の気配も良く、さすがに落とせない一戦。懸念事項は、逆神疑惑のある私がS評価をつけた、ということくらい。

<結果>

1着。勝ち時計【1.47.4】、ラップ【36.3-62.4-33.0】。中盤が緩んだスローペースで勝ち時計はまずまずだが、レース上がり、勝ち馬の上がりいずれも過去最速。現時点の完成度は非常に高い。預言では「キレ負けしやすく、ミドルハイペースベター」とあり、決してベスト条件ではなく、まだまだ上積みは見込める。S評価に応え、逆神疑惑を少しだけ晴らしてくれてありがとう😊

25年7月27日(日) 新潟3R 新馬芝1600m

フィロステファニ(母スキア)/キング

【POG的預言】
欧州スタミナに日本向きのスピードと、ポテンシャルはそこそこ高い。馬格・健康も問題ない。ただ得意条件である「タフな馬場の追い込み競馬」が発生しにくいのが大きなリスク要因。適正距離は1800m~2600m、テンが遅い京都外回り・中京・札幌がベスト。タフな外差し競馬が合う。重馬場は鬼、ダートは不得手。

<出走前の預言>

B評価。預言には「タフな馬場の追い込み競馬が得意」とあり、開幕週の高速馬場は差し届かない可能性が高い。ただ広い新潟は合うし、新馬戦ならではの超スローなら、ロングスパートが効いて逆転可能になる。とにかくペースが落ちてほしい

<結果>

1着。勝ち時計【1.37.1】、ラップ【37.5-64.1-33.0】の超スロー、5F通過64.1は滅多に見ない特殊ラップ。当馬は出走前の預言「とにかくペースが落ちてほしい」が叶っての勝利。ラップは特殊だし、着差もクビ差だったが、ベスト条件が少ない中で勝ちを拾えたのは非常に大きい。一方、陣営はマイル路線での続戦を示唆しているのはやや気になる。血統的にマイルは短く、勝ち切るには展開や馬場の助けは必要そう。距離を伸ばした方が安定はするはず。

ペルウィクトール(母ウィクトーリア)/ルメール

【POG的預言】
父と母は非常に相性がよく、兄姉を上回る素晴らしい配合。活力も馬格もある。適正距離は1600-2400m、日本向きのキレが活きる東京・京都での後傾ラップがベスト。キレが削がれる重馬場は合わない、ダートは不得手。

<出走前の預言>

A評価。預言では「日本向きのキレが活きる後傾ラップがベスト」とあり、新潟マイルはベスト条件。フィロステファニとの一騎打ちムードだが、こちらの方が高速馬場適性が高い分、やや有利とみる。少なくとも、私が踏んだ半姉・アリスヴィクトリアのようなことはない。はず。

<結果>

3着。ラップはフィロステファニの欄を参照。当馬はずっと前が壁で脚を余した格好。ただ気性面の課題はそこまで見えなかったし、内で我慢させた騎乗は決して無駄にはならない。馬のデキも良かったし、次走巻き返しは十分可能

ちなみに当馬はPOG的預言で「S評価」をつけている。せっかくゾロアストロが逆神疑惑を晴らしてくれたのに、30分後に華麗にスベるのは勘弁してほしかった。

25年7月27日(日) 中京3R 新馬芝2000m

ダノンセフィーロ(母ガリレオズソング)/川田将雅

【POG的預言】
米国スピード・スタミナが豊富で、重賞で堅実に走るタイプ。馬格・活力とも問題なく、オープンで入着を繰り返す、POG向きな馬になりそう。適正距離は1800m-2600m、京都や東京などの軽い平坦、高速馬場がベストだが、器用なのでコースはあまり問わない。先行できる緩めのペースが合う。重やダートもハイレベルでこなせる。

<出走前の預言>

C評価。預言には「母父Galileoは日本の中距離を勝ち切るキレを持たない」とあり、高確率で超スローになる中京2000mは合わない。先行力があるタイプなので大崩れはないが、キレ負けして2-3着の可能性が高いとみる。

<結果>

2着。勝ち時計【2.01.5】、ラップ【38.8-63.5-35.0】の超スローだが、実は勝ち時計は過去最速。また上がり5F58.0はかなり速く、勝ち馬が強かった。当馬は出遅れて後方追走も、「出走前の預言」通り、キレる脚がなく3馬身差の2着。ただ決してベスト条件ではなかったし、悲観する内容ではない。本来は先行力を活かせるタイプだし、タフな馬場の方が安定する。巻き返しは十分可能。

おまけのひとこと

7月26日(土)札幌ダート1700mは、世代初の中距離ダート戦で大注目のレース。ルヴァンスレーヴ産駒4頭、ナダル産駒3頭が出走しており、ノーザンF産・社台F産も複数出走。なお血統から見て、私の注目はナダル産駒・メイショウコシュウです。

(結果)
注目の札幌ダート1700mは8人気・テイエムキハクが勝つ大波乱。勝ち時計【1.46.4】、ラップ【29.4-54.9-38.6】はなかなか速く、久々にテイエムさんの大物かも?なおメイショウコシュウは1人気6着。明らかに太め残りで、スタートでも後手。使うの早すぎたかも。

(評価基準)
S評価:1着予想 
A評価:1-2着予想
B評価:1-3着予想
C評価:2-4着予想
D評価:3-6着予想
Z評価:Z予想

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