今回は藤田晋氏所有、セレクトセール3億800万円の牝馬で一本。母シーズアタイガーといえばPOGで毎年のように話題になるが、今年の産駒はどうか。しっかり分析してみよう。
トラコ

この馬名、関西人なら「TORACO」、ドラマ好きなら「家庭教師トラコ」、を思い出すんでしょう。私は断然「虎子」です。バレーボーイズです。
血統分析
コントレイル×Tale of the Cat×Cahill Roadの配合。母は米国G1勝ちがある米血の塊で、3本のMr. Prospector、2本のBold Ruler、Himyarといった米国ダート血統を豊富に持つ。また2歳チャンピオンだったこともあり、早熟傾向でPOG向きでもある。ただし多重クロス馬のため、体質に問題がある馬が多い。指名にあたっては体質の見極めが必要になる牝系である。
本馬の父はコントレイル。Fappiano5×4、Storm Cat5×3に加えて、父方のTiznowも母方が対応するため、ガチガチの米国ダート血統をこれでもかと集めている。父父ディープインパクトはあまり存在感がなく、日本向きの「溜める」「伸びる」とは無縁の、トップスピードで一気に駆け抜ける競馬が合う。またインブリードがさらに追加されており、体質面での不安はさらに膨らんでいるのは懸念材料。距離適正は1600m-2000m、平坦で高速馬場の東京・京都外回り・新潟が合う。一本調子な少頭数が合うが、逆に多頭数混戦は合わない。坂コースや重馬場は不得手、ダートは得意。
個体分析
4月時点で未入厩。POG本では「ゆっくり進めて成長待ち」とあるが、早熟血統が多いのにここまで遅いのは不自然。馬体写真もかなり薄く見えるし、8連産の8番仔で活力も心配と、体質面からはマイナス面が目立つ。また高速馬場が得意なのに体質不安があるので、使った反動も大きいタイプ。期間内にコンスタントに稼ぐのはかなり難しそうだ。
中内田厩舎は強めのラインで、もちろん問題ない。藤田氏とのラインはチャンスザローゼス・ソンシ・エリキングと、3世代連続でPOG期間内に2勝しているし、短距離路線にも強い。ただしコンスタントに使える状態になければ、いかに名門厩舎といえどもやることがない。
総合評価
血統評価:D
個体評価:Z
総合評価:Z
米国ダート血統を集めたスピード馬だが、早熟血統で育成が遅いのは不自然で、体質面にかなり不安がある。また使った反動も大きいタイプで、期間内には稼ぐのは難しそうだ。距離適正は1600m-2000m、平坦で高速馬場の東京・京都外回り・新潟が合う。一本調子な少頭数が合うが、逆に多頭数混戦は合わない。重馬場は不得手、ダートは得意。
(POG的評価基準)
S評価:特注馬
A評価:絶対に指名検討したい
B評価:指名を検討したい
C評価:情報次第
D評価:オススメできない
Z評価:Z候補
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