今回は三冠牝馬の6番仔で一本。23年産駒は「当たり年」と言われるドレフォン産駒との配合で、いかにも期待の高そうなカッコいい名前。半姉2頭も預託された斉藤崇厩舎で復権なるか?
アルジェンテーラ

馬名はイタリア語だけど、第一印象は「カタールのテレビ局」だったりする。
血統分析
ドレフォン×ディープインパクト×Bertoliniの配合。母ジェンティルドンナはLyphardのクロスを中心に欧州ND系を固めた配合。日本の芝マイル~中距離に強い血統だが、一方で仕上がりの早い血統が少ない。兄姉がすべて秋以降のデビューであることも納得である。
本馬の父はドレフォン。筋肉量豊富で仕上がりは早め、先行力で競馬が安定するのが強み。血統を見ると、3/4はStorm Cat、Alydar、Deputy Ministerの米血で構成されているが、1/4はTrempolino×Forliという欧州血統が入る米欧混血である。この1/4の欧州血統を活かせば芝馬も出るが、基本的には3/4を占めるダート血統の主張が強い。そこで本馬を見ると、1/4の欧州血統と相性の良い血を母方は持っておらず、むしろ3/4を刺激するAlydarのクロスが発生しており、ダート血統が強く、母が持っていた中距離向きのキレはない。適正距離は1400m-2000m、芝ならパワーの要る中山・函館・札幌ベター。ダートはテンがさほど早くないダート1800mがベスト。芝ダートとも重馬場は苦手。
個体分析
3月時点で未入厩。乗り込みは順調だが、4/10生まれでもあり、デビューは秋以降だろう。6番仔の空胎明けで活力はまだありそう。ただ445kgと馬格が小さいのはややマイナス。POG期間内に完成する雰囲気がなさそうだ。また今回は斉藤崇厩舎への預託だが、最近は芝馬が多い厩舎だけに、ダート色の強い馬はプラスとは言えない。クラブの意向で芝を使ってからダートへ、という流れでは、POGで大きく稼ぐことは難しい。
ここでドレフォン産駒について補足。今年はジオグリフが皐月賞馬となり種付けが増えた「当たり年」とされている。実際に「当たり」もいそうだが、当馬の母ジェンティルドンナをはじめ、母アドマイヤセプター、母ショウナンパンドラ、母ブラックエンブレム、母ブエナビスタといった「扱いに困るお局さま」も勢ぞろいした印象。このお局さまたちに関しては、せっかく高額種牡馬つけても地雷ばっかだし、異系のドレフォンを種付けしてみて「どれでもいいから当たってくれ!」という、キーパー森崎くん的な発想に至っているとみた。

SGGK(スーパー頑張りゴールキーパー)森崎くん。「当たり年」でも、当たらんもんは当たらん。
総合評価
血統評価:D
個体評価:Z
総合評価:Z
母の産駒にして仕上がりは早めに出そうだし、先行力があるので競馬が安定するのが強み。ただダート血統が強く、母が持っていた中距離向きのキレはないし、クラブの意向で芝を使ってからダートへ、という流れになると、POG期間内で大きく稼ぐことは難しい。適正距離は1400m-2000m、芝なら中山・函館・札幌ベター、ダートなら1800mがベスト。芝ダートとも重馬場は苦手。
(POG的評価基準)
S評価:特注馬
A評価:絶対に指名検討したい
B評価:指名を検討したい
C評価:情報次第
D評価:オススメできない
Z評価:Z候補
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