今回はサンデーレーシング(東)の速攻系で一本。アドマイヤマーズ×クロフネ×アグネスタキオンまでが2025年桜花賞馬・エンブロイダリーと同じで、NF天栄×森一誠厩舎も同じとくれば、2年連続重賞勝ちはほぼ確定的?さっそく分析してみよう。
エコールナヴァール

なお肝心のエンブロイダリーの下は、今年はリアルスティール産駒だったりする(馬名:バートラガッツ)
血統分析
アドマイヤマーズ×クロフネ×アグネスタキオンの配合。母は2歳7月デビューの速攻系でデイリー杯2歳S勝ちがある。母母ルミナスポイントがHalo3×4、ロイヤルスキー×Mr. Prospectorによる機動力と短距離スピードに寄せており、母父クロフネが持つBold Rulerを反応させて、短距離スピードタイプに仕上げていた。
本馬の父はアドマイヤマーズ。父もHaloを3本持っており、父母合わせて計5本のHaloを内包。またMachiavellian4×4で米血スピードも強化した上、母が使っていなかった欧州スタミナのNureyevを父方のSingspielが引っ張りだしており、スプリンターの母よりも距離が持つ仕掛けもある。米血スピードに溢れる、非常に良い配合。兄姉は走っていないが、本馬は比較にならないほど好配合のため問題ない。適正距離は1200m-1600m、東京・中山など一気に走り切る軽いマイルが合う。逆にスローペースやタフすぎる馬場は合わない。重馬場はこなせる、ダートも得意。
個体分析
4月時点でゲート試験済、6月東京が目標。1月生まれの3番仔で活力も十分。米血主導のため仕上がりも早く、速攻系としての期待値は高い。少し気になるのは多重クロスの影響だが、ここまで健康状態に関する懸念点は見られないため、さほど問題ないだろう。
また森一誠厩舎も合う。NF天栄・木実谷場長とは大学の先輩後輩であり、パイプがかなり太いうえ、東スポの記事でも取り上げられておりNF天栄の全面バックアップが期待できる。優先的ローテや接待競馬、またルメールセットにモレイラ付きの特上コースが用意されているとみた。
総合評価
血統評価:S
個体評価:S
総合評価:S
スプリンターの母よりも距離が持つ、米血スピードに溢れる非常に良い配合。6月東京目標の速攻系として期待値は高い。また森一誠厩舎×NF天栄も強力で、全面バックアップが期待できる。適正距離は1200m-1600m、東京・中山など一気に走り切る軽いマイルが合う。逆にスローペースやタフすぎる馬場は合わない。重馬場はこなせる、ダートも得意。
(POG的評価基準)
S評価:特注馬
A評価:絶対に指名検討したい
B評価:指名を検討したい
C評価:情報次第
D評価:オススメできない
Z評価:Z候補
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