今回は特別編・馬名非公開シリーズです。フルセット購入者のみ閲覧可能、総合評価「A+」の牡馬となります。POG本でもそれなりに露出はあるので、「誰も知らない穴馬」というよりは「ドラフト上位で一本釣り or 中位で取りたい馬」くらいに考えていただければ。
(25/7/6追記)
????(牡馬)の正体は母ミカリーニョ(ショウナンガルフ)でした。記事アップをした時点(4/29)では「ハービンジャー産駒でデビュー未定」と目立っていなかったので、フルセット購入者にPOGで勝ってもらいたい一心で「????」に抜擢。しかし5/21に栗W78.6という猛時計を出し、一発でバレてしまいました。もう少し隠しておいてほしかった…
????(馬名非公開)

検索しても引っかからないよう、馬名・父名・母名などは本文には記載していないので、血統表でご確認ください。ドラフトまであんまり注目されないで欲しい。
血統分析
母母は超早熟の米血スピードを武器にしていた。母も4月生まれながら2歳8月デビューと、超早熟の血はしっかり受け継いでいたのだが、ハーツクライとの配合では米欧混血のズブさが出てしまっていた。その結果、テンのスピードがなく、後方一気でハマり待ちの馬だった(結果10戦2勝)。
当馬の父は豊富な欧州ND系から成るスタミナとパワーが特徴で、母父トニービンの相性は悪くない。また重厚な欧州スタミナが豊富でズブくなりそうなところ、母母のStorm CatやA.P. Indyがスパイス的に効いており、早熟性を増している。米血の強かった半兄2頭よりも当馬の方が評価は上、総合的に見てかなりバランスがよい配合。ややズブさがあるため、テンが遅くても先行できる距離が合う。適正距離は1800m-2600m、タフな札幌・函館の洋芝がベスト。冬の京都・阪神・中山なども合う。逆にキレを要求される高速馬場は合わない。重馬場は鬼、ダートはこなす。
個体分析
4月時点で未入厩。1月生まれで仕上がり早いのはプラス、3番仔で活力十分なのもプラス。また適性が合う函館デビューも目標なのもプラス。速攻系としてかなり確実性が高い。順調なら2歳重賞の中距離戦、札幌2歳、京都2歳、ホープフルSあたりは視界に入ってくるはず。
また預託厩舎もプラス。速攻系に強く、見立ても確かな厩舎サイドから「エース候補」として名前が挙がっている状況。ダービー向きではないが、皐月賞はチャンスがあるだろうし、確実なポイントゲッターとしてドラフト上位で狙うべき1頭。
総合評価
血統評価:A
個体評価:S
総合評価:A+
重厚な欧州スタミナをベースに、母母の米血がスパイス的に効いて早熟性を増しており、総合的に見てかなりバランスがよい配合。1月生まれ、3番仔、函館デビューで、速攻系として確実性が高い。確実なポイントゲッターとしてドラフト上位で狙うべき1頭。適正距離は1800m-2600m、タフな札幌・函館の洋芝がベスト。冬の京都・阪神・中山なども合う。重馬場は鬼、ダートはこなす。
(POG的評価基準)
S評価:特注馬
A評価:絶対に指名検討したい
B評価:指名を検討したい
C評価:情報次第
D評価:オススメできない
Z評価:Z候補
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