毎年1月は難解な重賞が続く。今週は新設重賞・開幕週・ハンデ戦・牝馬戦。「過去の傾向も読めない」「女性の気持ちも読めない」という人間にとっては、難易度Extreamである。
【表現の説明】
人気軸:ローリスク・ローリターンの軸
穴軸 :ハイリスク・ハイリターンの軸
私の「予言」では本命党向け・穴党向けに両方置いときます
小倉11R 小倉牝馬S
出馬表

予想のポイント
- 過去5年、小倉開幕週・良馬場・古馬・芝2000mの条件では11レース実施されたが、上がり3Fの平均タイムは【35.8】。ロングスパートを要求されるため、持続的な脚が必要。
- 開幕週だが、今回は先行馬がかなり揃って、先手争いは激化しそう。よってイン差しが最も有利とみたい。あとは先行馬の残り目にも注意。
- 持続力のある米血スタミナ血統が合う。Roberto系、French Deputy系、Seattle Slew系が特注。欧州ナスルーラやキンカメ系も相性が良い。
当レースの預言
◎キミノナハマリア(穴軸)
高速決着に強いハービンジャー産駒でFrench Deputy系持ち。小倉開幕週の小回りハイペースはいかにも合いそう。先行馬が多いだけに、イン差しが出来るこの馬に展開がかなり向きそう。芝2000mも現状のベスト距離だし、斤量も56kg⇒54kg。重賞勝利の大チャンス。
○クイーンズウォーク(人気軸)
キズナ産駒だが、母がガチガチの米血なので持続力レースへの適性が高い。実際に上がり3F【35.6】のローズSを完勝しており、能力も一枚上。調教の動きも絶好で、ハンデ戦だが格好はつけるはず。
▲コスタボニータ
イスラボニータ産駒でSeattle Slew系持ち、欧州ナスルーラも多いスタミナ型。3走前の小倉記念ではハイペースを2番手追走・2着粘り込みと、先行して粘り込めるスタミナを持つ。同型が多く、外枠がやや不利だが、先行馬ならこの馬を買いたい。
△フェアエールング
米欧混血で、開幕週の馬場はあまり合わないが、イン差しできるのは魅力。小倉滞在で意欲的に調整しており、勝負どころでうまく捌ければチャンスはある。
おまけのひとこと
若駒S、POG的預言で取り上げたサラコスティ、サトノブリジャール、ジュタの3頭が全部重厚な血統で、一瞬のキレがない。だったら新馬・百日草特別と2戦連続上がり最速の◎エンジェルマーク(6人気)を狙ってみたい。スローペースなら十分逆転可能。
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