今週はAJCCとプロキオンSの2重賞。中山の馬場は例年とかなり傾向が違うので難しいが、当たりに近づくよう分析していく。
【表現の説明】
人気軸:ローリスク・ローリターンの軸
穴軸 :ハイリスク・ハイリターンの軸
私の「予言」では本命党向け・穴党向けに両方置いときます
中山11R AJCC
出馬表

予想のポイント
- 良馬場で行われた直近5年の平均勝ち時計は【2.13.0】、ラップ【36.3-61.1-35.6】。テンの3Fはあまり速くないが、ダラダラと脚を使う展開になる。中山らしく、持続力が必要なレース。
- AJCCはペースが上がるタイミングが重要。ラスト5F勝負だと差し有利、ラスト4F勝負なら先行馬が残る。今年は前残り馬場で、先行激化が予想される。しかも外枠に先行馬が揃った上、マクり屋・ボルドグフーシュが早めに動き、同時にダノンデサイルが動くと、先行馬はかなり厳しくなりそう。結果、ラスト5F-6F勝負の差し有利と見る。
- ズブいくらいの米血スタミナが合う。Roberto系、Sadler’s Wells系が特注。欧州スタミナのステイゴールド系、キンカメ系も相性が良い。
当レースの預言
◎ニシノレヴナント(穴軸)
ネロ産駒で、特注血統・Sadler’s Wellsを内包している。24年オールカマーでは休み明けで惨敗したが、もともと中山芝2500mで2勝の実績あり、中山2200mは適性が高い。今回は差し有利と考えた場合、内枠からじっくり脚を溜めて、早仕掛けに付き合わずに漁夫の利を得そうなのはこの馬とみた。
○ダノンデサイル(人気軸)
エピファネイア産駒でRobertoクロス持ち、いまの馬場はピッタリ。有馬記念では逃げたが、今回は外を回しても間に合うメンバー構成。安全に乗れば安全に馬券圏内のはず。
▲レーベンスティール
リアルスティール産駒で、特注血統・Roberto系を内包している。内枠を引けた差し馬だし、鞍上・ルメールなら確実に差し込んでくる。天皇賞(秋)後に間隔を開けており、確実にここを取りに来たローテも好感が持てる。人気ではあるが当然勝ち負け。
中京11R プロキオンS
出馬表

予想のポイント
- 良馬場で行われた直近5年の平均勝ち時計は【1.51.5】、ラップ【37.1-62.1-37.1】。ずっと一定のペースになることが多く、極限の持続力勝負になる。
- ロスなく立ち回って、脚を使い切れる逃げ馬が有利。同じ理由で、2番手につける馬やイン差しも有利。外差しは力がないと難しい。
- ダッシュ力と持続的なスタミナを持つ米血が合う。Deputy Minister系、Nijinsky系が特注、Roberto系、Seattle Slew系も合う。
当レースの預言
◎サンデーファンデー(穴軸)
スズカコーズウェイ産駒で、特注血統のDeputy Minister、Seattle Slew、Robertoを内包しており、血統がドンピシャ。この馬は差しても良さが出ず、1枠1番だと逃げるしかないが、今回はおあつらえ向きの逃げ馬不在。音無厩舎2頭出しで「何が何でも逃げ」の指示も出しやすく、行った行ったに期待。
○サンライズジパング(人気軸)
キズナ産駒で、特注血統Nijinskyを内包。かなりズブいタイプだけに持続力勝負は合う。鞍上に坂井を配してきており、恐らく先行策を取ってくるのも良い。音無厩舎のワンツーに期待。
▲カズペトシーン
ルーラーシップ産駒で追込馬と、血統はあまり合っていない。しかしこの馬は中京D1800mで2回追込を決めており、能力最上位と見ている。外差しを決めるならこの馬。
△ホウオウルーレット、ドゥラエレーデ、オメガギネス、ディープリボーン
先行かイン差しが出来る馬を押さえ。
おまけのひとこと
今週はWin5がキャリーオーバー発生中。時流に乗って、ちょっとだけ買ってみる。
中京10R トリトンS 3.9.11
中山10R 江戸川S 3
小倉11R 壇ノ浦S 5.10
中京11R プロキオンS 1.10
中山11R AJCC 2.8
計24点
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