春の中京G1が良馬場で行われるのは2019年以来とのこと。データは通用するのか?
【表現の説明】
人気軸:ローリスク・ローリターンの軸
穴軸 :ハイリスク・ハイリターンの軸
私の「予言」では本命党向け・穴党向けに両方置いときます
中京11R 高松宮記念
出馬表

過去10年のタイム分析

- 直近5年はすべて重~不良馬場。よって良馬場の平均を取ると、勝ち時計【1.07.5】、ラップ【33.1-34.4】。2018年のレベルが一枚落ちるため、走破時計は1分7秒くらいを想定。
- ハイペースだが上がりも34秒台前半。差し追い込みは余程の脚がないと届かない。
- スプリンターズSに比べて上がり3Fが速くなることが多く、よりスタミナを要求される。
過去5年の1~3着馬分析

重・不良は参考にならないので、良馬場だけを集めてみた(ロードカナロアがいる…)
- 最初の2Fで位置が取りやすい中~外枠の先行馬が有利。また今年は馬場の三分どころを回すので、内差しや追い込みは効きにくいとみる。
- 最後まで伸びる脚を使える欧州スタミナ血統が合う。キンカメ系、テスコボーイ系、トニービン系が特注。ダッシュ力のあるDeputy Minister系、Storm Cat系も合う。
参考動画
参考動画としては、馬場傾向が似ていそうな2016年の高松宮記念をチョイス。4.ビッグアーサーは好スタートで、直後に外に出して好位置を奪取。テンで好位置を取れるかどうかが勝敗の分かれ目とみる。
当レースの預言
◎サトノレーヴ(人気軸)
ロードカナロア×サクラバクシンオーで、特注血統・キンカメとバクシンオーの両持ち、かつStorm Catも持っており、血統はドンピシャ。先行力もあり10番枠も絶好。スプリンターズSでは最終坂路追いの影響からか、馬体重552kgの太目残りだったが、今回はいつも通りの最終ウッド追いで、調教後馬体重も537kgと絞れている。また米血スピードが強いスプリンターズSよりも、スタミナの活きる高松宮記念の方が合う。すべての条件がこの馬に合っており、初G1タイトルに向けて取りこぼせない一戦。
○トウシンマカオ(穴軸)
ビッグアーサー×スペシャルウィーク。父の血統構成がサクラバクシンオー×Kingmamboと、特注血統を両持ちのため当然合う。2024年のセントウルSでは中京・良馬場で勝ち切っており、舞台設定はこの上ない。テンが少し遅いのでうまく捌けるかどうかだが、前が空けば確実に差し込んでくるはずで。
▲ルガル
ドゥラメンテ×New Approach。特注血統・キンカメとトニービンを持つので、これも血統は合う。テンは速いし、鞍上・西村淳は中京巧者でコース取りに信頼が置ける。人気だが当然買う。
△差し・追い込み馬
大勢が決したあとに突っ込んでくる差し・追い込み馬は押さえに回す。具体的にはビッグシーザー、トゥラヴェスーラ、オフトレイル、カンチェンジュンガ、ナムラクレア、バルサムノートあたり。馬体重やパドックを見て絞りたい。
おまけのひとこと(マーチSの預言)

予想のポイント
- 日曜の中山ダートは乾きつつあり、良馬場と予想。過去5年で良馬場になったのは2024年のみで、勝ち時計【1.50.7】、ラップ【36.8-60.9-37.7】。ダラダラとした前傾ラップ。
- 今年は先行馬不在で、緩いペースからの早仕掛け合戦になりそう。後方一気に要注意。
- 米国スタミナ血統が強い。Nijinsky系、Roberto系が特注。米国型ミスプロ系も合う。
当レースの預言
◎キタノリューオー(穴軸)
ジョーカプチーノ産駒で、特注血統・NijinskyとRobertoの両持ち。末脚がハマる展開で強く、後方一気になりそうな今回は一発ある。
○ペイシャエス(人気軸)
エスポワールシチー産駒で、特注血統・Roberto持ち。大外枠でストレスなく先行できるため、かなり残りやすい状況。展開利を考えれば、人気でもこの馬から入るべきかも。
▲スレイマン
キングカメハメハ×Bertolini。前走の根岸Sは明らかに距離が短く、何もできなかった。今回は適距離に戻って、思い切って先行すればチャンスある。血統はそこまで合ってないので、稍重の方がよい。
△ヴァンヤール(穴軸)
タートルボウル産駒で、特注血統・Roberto持ち。9番枠と外目の絶好枠で、マクる展開がハマれば。
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