POG的レース通信です。今週は1頭だけの出走でやや寂しい感じですが、土曜日に2歳OPのカンナS・野路菊Sがあるので、この2レースの見解も書いてみます。
(9/20追記)日曜3R・パントルナイーフを追記しました。サブPCで作業してたらピックアップが漏れた模様、失礼しました。
【POG的レース通信の基本ルール】
☆対象は「2025POG的預言」で取り上げた全67頭
☆毎週土曜9:00に出走予想を掲載
☆毎週月曜正午に、同記事内で出走結果を更新
25年9月20日(土) 阪神5R 新馬芝1600m
カルロット(母ラルケット)/武豊
【POG的預言】
父母の相性はかなり良く、ポテンシャルは高い。キレやテンのスピードは兄に劣るが、タフさでは当馬の方が上回る。ただ武幸四郎厩舎への預託は不安要素。適正距離は1800m-2400m、広くて追走に苦労しない札幌・京都がベスト。タフで上がりがかかる馬場に強い。重馬場は得意、ダートは苦手。
<出走前の預言>
B評価。預言には「適正距離は1800m-2400m、広くて上がりがかかる馬場に強い」とある。1600mはやや忙しいが、ワンターンの阪神外回り、多頭数とも合うので対応はできるはず。調教でも動けているし、NF、社台Fが少ないメンバー構成も良い。テンのスピードに不安があるので、降雨などで上がりかかってほしい。
<結果>
5着。勝ち時計【1.35.1】、ラップ【36.8-61.6-33.5】。テンは遅いが、上がり33.5は過去5年で最速、勝ったグッドピースのレベルは高い。
当馬はウッドの速いところは一本しか乗っておらず、まだ太かった印象。スローの上がり勝負も合わないし、マイルのスピード勝負も厳しかった。中距離でスタミナを活かす競馬の方が合いそう、変わり身は十分ある。
25年9月21日(日) 中山3R 未勝利芝1800m
パントルナイーフ(母アールブリュット)/ルメール
【POG的預言】
キレる脚はあるが、スピードに乗るまでが遅く、勝ち味の遅さが出る配合。プロフィールはほぼ完璧だが、馬体バランスにエラーがある可能性が非常に高い。適正距離は1600-2400m、直線の長い東京・新潟・京都外回りが合う。締まった流れのミドルペース向き、重馬場やダートはこなす程度。
<出走前の預言>
A評価。預言には「直線の長いコースが合う」とあり、中山内回りはあまり合っていない。ただレガレイラと併入するなど、調教内容は確実に上向いてるし、脚元に不安のあるタイプだけに一戦必勝で臨んでくるだろう点も良い。NFも社台もいないメンバー構成では負けられない。
<結果>
1着。勝ち時計【1.49.4】、ラップ【36.7-61.7-35.4】は平凡。4角までペースが上がらなかった割に、上がり35.4はかかりすぎ。メンバーレベルが低かった。
当馬は道中ずっと包まれながら、直線だけで一気に差し切った。道中で我慢が利いており、内容は良かった。ただメンバー強化されたときに、同じレースが出来るかは微妙。
おまけのひとこと
今日は2歳オープン2鞍の見解を。
カンナS。中山は馬場が読みにくいが、渋った馬場だとすれば先行力のある欧州スピード系が合う。狙いは◎ジュジュドール。前走は中京2歳Sでハイペースを先行して潰れたが、テンに行くスピードもあるし血統も合っている。距離短縮もアドバンテージになりそう。
野路菊S。阪神芝1600mというチャンピオンコースで6頭立ては寂しい限り。アランカールは帰厩してウッド2本だけで時計も詰めていない。これなら◎スウィッチインラヴを狙いたい。最終追いきりで坂路51.4、12.1-12.1と自己ベスト更新、上積みは大きいとみた。
(9/22追記)
カンナS。良馬場での施行で、先行馬の行った行ったで決着。全然想定と違った…勝ったウチュウノセカイは2番手から上がり最速、9人気だったがこの馬だけが抜けて強かった。次走も注目(兵庫GPジュニアグランプリに行くらしい)
野路菊S。勝ち時計【1.33.5】、ラップ【35.8-59.6-33.9】。少頭数なので時計は標準だが、勝ったアランカールの上がり33.3はかなり速い。あの軽い調教で、最後流して大楽勝はすごい、まだ上積みもかなりありそう。 これは阪神JFの最有力候補。
(評価基準)
S評価:1着予想
A評価:1-2着予想
B評価:1-3着予想
C評価:2-4着予想
D評価:3-6着予想
Z評価:Z予想
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