POG的レース通信です。今週は8頭の大量出走。そしてうち4頭が新馬。未知の部分が多いですが、こういうときこそ「POG的預言」の真骨頂、さあ預言はどれだけ当たるのか?「おまけのひとこと」では萩Sを取り上げます。
【POG的レース通信の基本ルール】
☆対象は「2025POG的預言」で取り上げた全67頭
☆毎週土曜9:00に出走予想を掲載
☆毎週月曜正午に、同記事内で出走結果を更新
25年10月25日(土) 東京5R 新馬芝2000m
トゥインクルピカ(母アイムユアーズ)/横山武史
【POG的預言】
体質が心配だが、ポテンシャルは結構高いタイプ。四位厩舎も合っている。距離適正は1400m-1800m、中山や阪神内回りなど、パワーの必要な条件が合う。米欧混血でズブいため、キレの必要な条件はあまり合わない。重馬場、ダートは苦手。
<出走前の預言>
D評価。預言には「距離適正は1400m-1800m、キレの必要な条件は合わない」とあり、距離も長いし東京も合ってない。また「体質が心配」とあるが、調教ではまだ動ききれておらず、雨が残る馬場もあまり合わない。初戦からは厳しそう。
なお今回の関東輸送の理由を考えてみたが、勝負気配はどうにも感じられない。他馬の帯同馬か、藤田晋氏の観戦に合わせたか、はたまたOasisの東京ドーム2daysに行きたい誰かに合わせたかのいずれかとみた。
<結果>
8着。ゲートいまいちで後方のイン。スローの瞬発力勝負になってじわじわとしか伸びず。パドックは悪くなかったし、走る気はありそうだが、東京2000mでは力が出せなかった印象。1600m-1800mの阪神なら前進ありそう。
ブラックオリンピア(母ピノ)/川田将雅
【POG的預言】
ロングスパート勝負に強いが、一瞬のキレは劣るタイプ。期間内に得意条件が少ないのが最大のリスク要因。適正距離は2000m-2600m、阪神内回りや冬の中山がベスト、京都・小倉も合う。軽い馬場やキレ勝負は合わないがタフな馬場に強く、重馬場は鬼。ダートは不得手。
<出走前の預言>
B評価。預言には「適正距離は2000m-2600m、一瞬のキレは劣るタイプ、軽い馬場やキレ勝負は合わない」とある。距離は合うが、少頭数のキレ勝負は微妙だし、最終追いがウッドなのも引っかかる。ただ血統的に重馬場は合うし、相手もさほど強くない。それにこれだけの良血馬、それなりに格好はつけるとみた。少しでもペースが上がってほしい。
なお今回の関東輸送の理由だが、これは僚馬・エムズビギンとの使い分けで1ヶ月前に決まっていたもの。建前としては理解できるが、エムズを菊花賞デーに使う以上、厩舎での序列がやや低いのか、もしくはOasisの東京ドーム2daysに行きたい誰かに合わせたかのいずれかとみた。
<結果>
2着。勝ち時計【2.03.1】、ラップ【37.8-62.9-34.2】。超スローなのに、道中も直線もなかなか進んでいかない。最後よく追い込んだが、実際はオルフセン(3着)の方が速い脚を使っている。内容は平凡でまだまだ粗削り、叩いたことで変わり身が欲しい。
25年10月25日(土) 東京6R 新馬ダ1600m
マクリール(母アイリッシュシー)/ルメール
【POG的預言】
パワーに秀でた母と、その馬力を父が強調した配合。かなりの確率でダート馬に出るし、芝では重馬場などが必要になる。手塚厩舎の得意パターンと大きく異なる点がマイナスで、活躍の場はPOG期間終了後とみた。適正距離は1400-2000m、軽いダートである東京・京都・新潟・福島向き。気性面に問題がなければ距離は持つ。
<出走前の預言>
B評価。預言には「適正距離は1400-2000m、軽いダートである東京向き」とあり、条件はほぼベスト。問題は仕上がりだが、先週あえて使わずにルメールを確保、これは初戦から勝負になると踏んだ裏付けと見た。雨が残る馬場も問題なく、普通に勝負になる。
<結果>
2着。勝ち時計【1.37.6】、ラップ【36.4-61.4-36.2】、稍重だがなかなかの好時計。当馬は道中4-5番手から良い脚で追い込んだが、勝ったホウオウルクソールが持ったまま直線向いての楽勝、これは強すぎた。条件としては合っているし、同条件なら次走はチャンス。
25年10月25日(土) 東京11R アルテミスSG3芝1600m
フィロステファニ(母スキア)/川田将雅
【POG的預言】
欧州スタミナに日本向きのスピードと、ポテンシャルはそこそこ高い。馬格・健康も問題ない。ただ得意条件である「タフな馬場の追い込み競馬」が発生しにくいのが大きなリスク要因。適正距離は1800m~2600m、テンが遅い京都外回り・中京・札幌がベスト。タフな外差し競馬が合う。重馬場は鬼、ダートは不得手。
<出走前の預言>
C評価。預言では「適正距離は1800m~2600m、タフな外差し競馬が合う」とある。まだ調教時計が遅く、マイルはいかにも忙しく映る。またアルテミスSは先行馬有利になりやすいのも割引材料。超スローになればチャンスはあるが、追い込んで届かずの可能性が高い。
<結果>
1着。勝ち時計【1.33.8】、ラップ【35.2-59.3-34.5】。マルガが平均ペースで引っ張った結果、アルテミスSにしては時計は速くなった。
当馬はスタミナ血統が豊富であり、アルテミスSの預言にも「稍重以上に雨が残れば最有力」とある通り、稍重馬場が完全に向いた。半兄・ソールオリエンスと同等の重馬場適性がありそう。一方、ライバルにスタミナタイプが少なかったのも事実で、この結果が阪神JFに直結するかは微妙なところ。引き続き、スタミナの要るタフな馬場でこそ狙いたい。
マルガ(母ブチコ)/武豊
【POG的預言】
ソダシ・ママコチャ姉妹とは全くタイプが違う。スピード不足でキレのない牝馬は稼ぎどころがなさそう。適正距離は1600m-2000m、先行して粘り込めるコース、中京・阪神外回りなどが合う。タフな馬場でミドルペースが得意だが、キレ勝負は向かない。重馬場は得意、ダートはこなす程度。
<出走前の預言>
B評価。預言には「適正距離は1600m-2000m、先行して粘り込めるコースが合う、キレ勝負は向かない」とある。先行有利の展開は向くが、今回は控える競馬を示唆しており、溜めすぎるとキレ負けする可能性もある。ミドルペースになってほしい。
<結果>
5着。時計、ラップは割愛。
今回は抑えると思われたが、馬の行く気に任せてハナへ。ただ、スタミナタイプでもないのに稍重で5F59.3はいかにもオーバーペースで、直線で早々に息切れ。スタミナを削がれる展開が合わなかった。
また馬体重+14kgも気になった。陣営が「筋肉がついてきた」とコメントしていたが、ダート血統が覚醒してきた可能性が高い。こうなると距離が持たないし、一本調子の競馬になりそう。今後は1200m-1600mくらいの短距離が合う、少なくとも2000mは長い。
25年10月26日(日) 京都1R 未勝利・牝ダ1800m
ジェイストリーク(母ジェイウォーク)/ルメール
【POG的預言】
ズブズブの米欧混血タイプで、芝中距離ではキレ不足、すぐに頭打ちになるだろう。適正距離は1800-2500m、京都内回りやローカルが合う。ダートは京都や東京が合う。重馬場はこなす程度。
<出走前の預言>
A評価。預言には「適正距離は1800-2500m、ダートは京都や東京が合う」とある。また「この馬はダート馬」ともあり、ダート代わりでパフォーマンスが上がる可能性が非常に高い。鞍上はルメールを確保、相手も強くなく、ベスト条件が揃った。ここは勝負掛かり。
<結果>
5着。勝ち時計【1.53.0】、ラップ【36.8-62.0-38.4】は標準的。スタートでやや後手を踏み、位置を取りに行ったが前が止まらなかった。血統的にはパワーの要る馬場向きなので、重馬場まで行ってしまうとパワーが活かせない。次走、良馬場のダートで改めて見てみたい。
25年10月26日(日) 京都2R 未勝利芝1600m
カルロット(母ラルケット)/武豊
【POG的預言】
父母の相性はかなり良く、ポテンシャルは高い。キレやテンのスピードは兄に劣るが、タフさでは当馬の方が上回る。ただ武幸四郎厩舎への預託は不安要素。適正距離は1800m-2400m、広くて追走に苦労しない札幌・京都がベスト。タフで上がりがかかる馬場に強い。重馬場は得意、ダートは苦手。
<出走前の預言>
B評価。預言には「適正距離は1800m-2400m、京都がベスト」とある。前走は調教が軽く、太め残りの印象を受けた。今回は坂路で自己ベストを更新、坂のない京都も、重馬場も合う。マイルはベストではないが、相手も強くなく、確実に前進を見込めそう。
<結果>
2着。勝ち時計【1.35.0】、ラップ【34.2-58.0-37.0】、稍重馬場にしてはかなり速い時計。今回は-10kgとしっかり絞ってきて走れる状態だったが、テン34.2はいかにも速すぎた。勝ち時計を見ても、馬の能力はあるはずなので、もう少しコントロールできれば。
あと、鞍上もこの動画見て反省した方がよい。
25年10月26日(日) 京都5R 新馬芝1800m
エムズビギン(母デルフィニア2)/ルメール
【POG的預言】
日本向きの素軽さとは真逆、かつ非常に緩いタイプ。期間内に仕上がる感じがないが、活力・血統・馬のデキから大スベリもなさそう。適正距離は1800m-2600m、阪神内回り・中山・北海道が合う。他馬が嫌がるくらいタフな馬場が合う。重馬場は鬼、ダートはこなす。
<出走前の預言>
S評価。預言には「適正距離は1800m-2600m、他馬が嫌がるくらいタフな馬場が合う。重馬場は鬼」とある。距離は合うし、調教時計も絶好。さらに日曜日の京都は雨予報で、欧州スタミナ血統向きの馬場。そしてNF産が2頭だけの準・接待競馬。ここは当然のS評価、数々の名馬を地獄のズンドコ送りにしてきた、逆神の呪いなど跳ね返してほしい。
<結果>
2着。勝ち時計【1.50.5】、ラップ【38.1-64.4-33.7】の超スロー。2番の煽りで後手を踏んだのは仕方ないが、道中も中団のまま進め、結局逃げ馬を捕まえきれず。動画をよく見ると、確かに道中掛かってたのはあるが、直接の敗因は「仕掛け遅れ」とみた。下り坂でも持ったままで余裕かましすぎて、出し抜けを食った感じ。あと、預言にも「重馬場特化型」とあるところ、思ったより馬場が悪化しなかったのも痛かった。
全体的に見て、まだまだ完成は先の馬といった印象。活力はあるので反動は少ないだろうし、POG期間内での勝ち上がりは可能だろうが、やはりクラシックに無理使いする可能性は高くないだろう。
それにしても逆神の呪いは恐ろしい。ルメ様乗せて、仕掛け遅れるとは普通思わんよ…
おまけのひとこと
10月26日(日)京都9R・萩S。日曜京都は雨模様で、稍重~重と考えると、やはりスタミナの裏付けが必要になる。
人気のキッコベッロは欧州産馬・Stady of Man産駒。ただStorm Catクロスの影響が強く、重馬場は微妙。調教内容は大幅に良化しているが、信頼はしにくい。同様にオルネーロはアルゼンチン血統、バドリナートはダート血統で、これらも信頼しにくい。
逆にスタミナが活きそうなのはディーリライズ。ディーマジェスティ産駒でズブさを持つが、それが京都外回りでは強みになる。中間も乗り込み量豊富で、坂路では自己ベストを更新。上昇があるのはこれか。
◎ディーリライズ
○キッコベッロ
(10/27追記)
勝ち時計【1.47.1】、ラップ【36.1-60.4-34.6】。稍重馬場だがレースレコードを記録、水準以上のレベル。完全に馬場の読み違い💦重馬場だと思ったらほぼ良馬場で、こうなるとスタミナよりもスピードが活きる。
1着バドリナート、2着キッコベッロともStorm Catの影響が強く、いかにも京都外回りっぽい米血。またこの日の坂井は馬場が読めており、コースロスなく進めたのは好騎乗。2着の川田は位置が後ろすぎたが、力負けではない。ただ1.2着とも京都ベストに映ったことは確か。
(評価基準)
S評価:1着予想
A評価:1-2着予想
B評価:1-3着予想
C評価:2-4着予想
D評価:3-6着予想
Z評価:Z予想
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