POG的レース通信です。今週は2025POGの最終週。ダービーには5頭が出走、勝ち馬は出るのか。またPOG人気を背負ったグランマエストロはついにダート代わり、最後の最後に勝てるのか?
【POG的レース通信の基本ルール】
☆対象は「2025POG的預言」で取り上げた全67頭
☆毎週土曜9:00に出走予想を掲載
☆毎週月曜正午に、同記事内で出走結果を更新
26年5月30日(土) 京都4R 未勝利芝2400m
ドンテスタマスター(母インディアナギャル)/坂井瑠星
【POG的預言】
母が米欧混血で、当馬もズブいタイプに出るだろう。母が高齢で速攻系でもなく、POGではリスクが高いが、馬自体にはエラーが少ないため、活躍は古馬になってからだろう。距離適正は1600m-2200m、京都内回りやローカルなど、先行して粘る競馬が合う。重馬場・ダートはこなす程度。
<出走前の預言>
C評価。預言には「距離適正は1600m-2200m、京都内回りやローカルなど、先行して粘る競馬が合う」とある。芝2400mはこなせるが、京都外回りの決め手勝負があまり合わない。ここも前走同様、勝ち切れずになりそうだ。
<結果>
2着。ラップ等は割愛。
本馬は中団につけて、向こう正面の上り坂でマクりあげたが、勝ち馬が強かった。ズブい馬に早仕掛けやマクリは有効、この騎乗なら勝ち上がりも見えてくるはず。ローカルで期待したい。
ラルクアンレーヴ(母シュガーハート)/吉村誠之
【POG的預言】
日本の高速馬場へも対応できるタイプで、秘めたるポテンシャルは高いが、晩成の香りが漂うのはマイナス。適正距離は1800-3000m、タフな競馬が合う。平坦コースベターで、東京・京都・小倉・札幌向き。重馬場はこなす程度、ダートは不得手。
<出走前の預言>
D評価。預言には「適正距離は1800-3000m、タフな競馬が合う。平坦コースベターで、東京・京都・小倉・札幌向き」とある。京都2400mは合うし、中間の調教は進歩が見られる。ただ高速馬場だとどうしてもスピード負けしてしまう。まずは掲示板に載って、優先権を取ってほしい。
<結果>
14着。ラップ等は割愛。
レースは全く見どころなし。本馬は【血統B、個体Z、総合D】で「体力面に不安があるので清水久厩舎は合わない」との預言だったが、調教を多く乗っても一向に上向いてこないのは馬のデキに問題もあったのかも。晩成血統ではあるが、さすがに厳しい。
26年5月31日(日) 東京2R 未勝利ダ1400m
グランマエストロ(母グランアレグリア)/ルメール
【POG的預言】
初仔で1月生まれ、早熟な牝系と、速攻系としてはプラス材料が多い。ただ距離が持たずポテンシャルも高くないので「健康で脚の速い速攻系」という評価。適正距離は1200m-1800m、東京、新潟、中山マイルなど、一本調子で流れる軽い馬場が合う。逆に2000m以上やタフな馬場は向かない。重馬場はこなす。ダートは得意。
<出走前の預言>
A評価。預言には「適正距離は1200m-1800m、一本調子で流れる軽い馬場が合う。ダートは得意」とある。キレ不足の現状、ダート代わりは合う。また相手がかなり弱く、前走で馬券圏内に入った馬が1頭しかいない(しかも地方交流)。ついに訪れた大チャンス、ここで勝ち上がれば東京競馬場が祝福の拍手に包まれるはず。何とかものにしてほしい。
<結果>
6着。ラップ等は割愛。
本馬は初ダート。ゲートの出が悪く、押して先団に取りついたが、直線では早々に余力なし。レースが分かっておらず、頭が悪い感じがする。これで期間内の未勝利確定、アークライト総帥、スワッグチェーン支部長に丁重に出迎えられながら、今後は関東支部の大先生として、活躍が期待される。
なお本馬は【血統C、個体A、総合B】でした。「ポテンシャルは高くない、健康で脚の速い速攻系」という評価だったが、これは誤りでした。正しくは「健康で脚が速いが、頭が悪い速攻系」が正しかった。謹んでお詫び申し上げます。
26年5月31日(日) 京都6R 1勝クラスダ1400m
ジャスティンルマン(母イルーシヴハピネス)/亀田温心
【POG的預言】
父と母のタイプが異なるため、ポテンシャルはあまり高くないが、個体には問題なさそうだし杉山晴紀厩舎も合う。適正距離は1600m-2200m、先行して惰性で流れこめる、京都外回り、中京が合う。上がりの脚に限界があるので、高速馬場は向かない。重馬場・ダートはこなす程度。
<出走前の預言>
Z評価。預言には「適正距離は1600m-2200m、ダートはこなす程度」とある。まさかの連闘策だが、これはオーナー・三木正浩氏が「ダービーのジャスティンビスタの日に合わせて出走させろ!」という号令をかけ、4頭出しを実現したものと思われる。ただ残念ながら条件は全く合わないので、ただの賑やかしに終わる可能性が高い。
なお4頭出しの中には、日曜東京1R・エリカビアリッツがいる。叩き2戦目、堀厩舎で、鞍上レーンを確保。どう見てもこっちが三木氏の勝負掛かり、単勝2倍つくかな?
<結果>
9着。ラップ等は割愛。
レースは特に見どころなし、連闘で適条件じゃないので仕方ない結果。三木氏もエリアビアリッツがハイペースに巻き込まれて2着、ジャスティンビスタは最下位18着。ダービー制覇に沸く杉山晴厩舎だが、裏ではこういう悲哀が満ち溢れるのも競馬あるあると言える。
26年5月31日(日) 東京11R 東京優駿G1芝2400m
パントルナイーフ(母アールブリュット)/ルメール
【POG的預言】
キレる脚はあるが、スピードに乗るまでが遅く、勝ち味の遅さが出る配合。プロフィールはほぼ完璧だが、馬体バランスにエラーがある可能性が非常に高い。適正距離は1600-2400m、直線の長い東京・新潟・京都外回りが合う。締まった流れのミドルペース向き、重馬場やダートはこなす程度。
<出走前の預言>
B評価。預言には「適正距離は1600-2400m、直線の長い東京が合う。締まった流れのミドルペース向き」とある。東京芝1800m勝ちの実績もあるし、実は条件ピッタリ。脚部不安もなんとか耐えて、中間の動きも確実に上向き。距離はギリギリだが、東京2400mで最強の鞍上・ルメールを確保したのも強い。先行する有力馬を見ながら進めれば、逆転の目もあると見たい。
<結果>
2着。勝ち時計【2.22.7】、ラップ【35.6-60.7-34.2】。前半1000mはミドルペースだったが、後半1400mダービー史上最速で、全く息が入らなかった。逃げ馬にはかなり厳しくなったレース。
本馬は6番手から前を見ながら追走。最後の直線も全くロスなく伸びてきた。最後はロブチェンに交わされたが、上がり33.4で差されてはどうしようもない。力は120%出したが、相手が強かった。
なお本馬の評価は【血統C、個体Z、総合D】でした。プロフ完璧だが脚元が怪しすぎる、という評価で、実際に何度も頓挫したのにダービー2着はすごすぎ。陣営の底力を見たし、全く間違えないルメ様も本当にスゴイ。こうなってくると、ルメ様で7連敗したグランマエストロ大先生と、同じく8連敗という偉業を成し遂げたアークライト総帥は、やはり格が違うということなのだろう。
バステール(母マンビア)/川田将雅
【POG的預言】
豊富なスピードがあるが、馬力やタフさがない血統。晩成・活力減退期・体力不足から、活躍は古馬になってからだろう。適正距離は1400-1800m、平坦・高速馬場のキレ勝負向きで東京・京都が合う。間隔を開けて使った方が良い。重馬場やタフな馬場はこなせる。ダートは不得手。
<出走前の預言>
D評価。預言には「適正距離は1400-1800m、東京・京都が合う。間隔を開けて使った方が良い」とある。中間は前2走ほどの内容でもなく、皐月賞がメイチだっただけに上積みは微妙。距離も長いし、ここはさすがに厳しいか。
<結果>
3着。ラップ等は割愛。
本馬はゲートはゆっくり出して、最後方でスタミナを温存。マクリ加減で上がっていって、最後の直線はあわやの場面。人気薄の奇襲がハマった格好だが、馬の力はやはりある。
本馬の預言は【血統C、個体D、総合D】でした。「スピード能力のポテンシャルは高いが、POG期間内に使い込める気がしない」としたが、3戦目の弥生賞一発ツモが非常に大きかった。低調なメンバーで後方一気と、決して強い内容ではなかったが、ここを勝ったことでダービーに間に合った。やはり関西一流厩舎のローテーション管理能力は大事だな、と再認識。
ショウナンガルフ(母ミカリーニョ)/浜中俊
【POG的預言】
重厚な欧州スタミナをベースにした、早熟でバランスがよい配合。速攻系として確実性が高くドラフト上位で狙うべき1頭。適正距離は1800m-2600m、タフな札幌・函館の洋芝がベスト。冬の京都・阪神・中山なども合う。重馬場は鬼、ダートはこなす。
<出走前の預言>
D評価。預言には「適正距離は1800m-2600m、タフな札幌・函館の洋芝がベスト」とある。中間は乗り込み量を増やして、デキは上向きつつあるが、決め手不足だけに東京の高速馬場が合わない。ここも厳しい、次の北海道シリーズで見直したい。
<結果>
17着。ラップ等は割愛。レース内容も見どころがなかった。
なお本馬の預言は【血統A、個体S、総合A+】でした。「速攻系として確実性が非常に高い、確実なポイントゲッター」とあり、実際に札幌2歳Sを勝ったまでは良かった。ただ、早熟血統なのにそこから熟成させた結果、年末には+20kgの激太りから賞味期限切れとなる不完全燃焼。元気なうちにもっと使えばいいのに…とモヤモヤした1頭。
アウダーシア(母リリーノーブル)/レーン
【POG的預言】
血統評価は正直微妙だが、育成が順調で2番仔で活力がある。米血スピードを活かした先行型で、適正距離は1600m-2000m、小回りの中山ベスト、京都・阪神内回りも合う。タフな競馬向きで重馬場もこなせる。早期デビューからの中山重賞狙い、ホープフルS・弥生賞・スプリングSあたりの適性が高そう。
<出走前の預言>
D評価。預言には「適正距離は1600m-2000m、小回りの中山ベスト、タフな競馬向き」とある。前走のスプリングSが適性ドンピシャだっただけに、前走以上は望みづらい。また鞍上・レーンは確保できたが、状況的にゾロアストロか本馬くらいしか選択肢がなかっただけに「レーンが選んだ馬」という感じもない。ちょっと厳しいか。
<結果>
11着。ラップ等は割愛。最後方で溜めての一発狙いも、前も止まらなかった。
本馬の預言は【血統C、個体S、総合B+】でした。「母との相性は良くないが、育成が順調で中山向き」とあったが、剥離骨折が誤算だった。ただ混戦のスプリングSを制覇し、ダービー出走も叶ったわけで、ドラフト上位指名としての役割は十分果たしてくれたのでは。
エムズビギン(母デルフィニア2)/ゴンサルベス
【POG的預言】
日本向きの素軽さとは真逆、かつ非常に緩いタイプ。期間内に仕上がる感じがないが、活力・血統・馬のデキから大スベリもなさそう。適正距離は1800m-2600m、阪神内回り・中山・北海道が合う。他馬が嫌がるくらいタフな馬場が合う。重馬場は鬼、ダートはこなす。
<出走前の預言>
D評価。預言には「適正距離は1800m-2600m、阪神内回り・中山・北海道が合う。他馬が嫌がるくらいタフな馬場が合う」とある。レース間隔が詰まっており、中間の動きは現状維持程度だし、東京の高速馬場自体があまり合わない。大外枠も微妙、鞍上・ゴンサルベスも東京実績に乏しい。さすがに厳しいが、見せ場くらいは作ってほしい。
<結果>
14着。ラップ等は割愛。道中好位置は取れたが、高速馬場は向いてないし、さすがに相手も強かった。
本馬の預言は【血統C、個体C、総合C】でした。「日本の素軽さとは真逆で緩いタイプ、重馬場特化型」とあったが、降雪明けのきさらぎ賞が条件ピッタリで、2着での賞金加算が大きかった。POG期間の適条件はこれだけだったし、よく頑張ってくれた、というのが正直なところでは。
おまけのひとこと
日本ダービー5頭出しの中で、唯一高評価したのはパントルナイーフ。ルメール確保で4人気、もっと人気薄になると思ったが…本命にするかは最後まで悩みます!
(6/1追記)
1年間続けてきたレース通信、ご覧になっていただき、本当にありがとうございました🙇♂️来年度もまたお会いしましょう!
(評価基準)
S評価:1着予想
A評価:1-2着予想
B評価:1-3着予想
C評価:2-4着予想
D評価:3-6着予想
Z評価:Z予想
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