本馬は社台オーナーズにて3,600万円で募集されたポエティックフレア産駒。既に入厩済で時計を出しているのは去年のリアライズシリウスと同じ。二匹目のドジョウはいるのか?
血統表

ナイトマジック牝系には、近現代地雷の祖・フォイヤーヴェルク大先生がいる。ドイツ語の洒落た名前、「三冠は当然、凱旋門賞まで」という大絶賛からの新馬戦13着。おみそれしました。
血統分析
ポエティックフレア×ディープインパクト×Sholokhovの配合。母は牝馬ながら芝の2500m超を3勝した変わり種。血統はMonsunが入ったドイツ牝系で、重厚なBlandford直系2本をベースに、Sir Gaylord6×5とHyperionを多く持つ、欧州スタミナがかなり強い血統。Court Martial6×6など欧州スピードも多少はあるが、この母には発現はしておらず、父からスピードの供給がないとフォイヤーヴェルク大先生のような長距離砲に出やすい。また、ほぼアウトクロスのため健康リスクが低く、仕上がりが早いのも特徴である。
本馬の父はポエティックフレア。父は欧州ND系の多重クロスで、欧州スタミナ・HyperionやBlenheimとは強く反応する。しかしスピード血統の供給はやや弱く、将来的には2400m以上が主戦場になるのは母と同様だろう。ただ、この馬は「健康さと早熟さ」という別の強みがある。父は両親ともに2歳G1勝ち馬で「スタミナのある超早熟血統」のため、母の健康さと組み合わせて、早期から活躍が期待できる点は大きい。スピード血統は不足していても、ローテーションとハード調教でカバーできるのなら、POG的には非常に狙いやすい配合といえそうだ。
適正距離は1800m-3000m、広くて直線の長い東京・阪神外回り・札幌が合う。持続的なペースで先行する競馬で強いが、ペースが緩むとキレ負けしやすい。重馬場は得意、ダートは苦手。
個体分析
ゲート試験合格済。3連産の3番仔で活力は十分。2月24日生まれで「6月からのデビューがイメージできる」との記載もあり、やはり早熟なのだろう。馬体重は不明だが、カタログに「標準より大きい」とあること、兄2頭が460kg-490kgであることから、480kg-510kgくらいのレンジと想定。持続力勝負が合うので、牡馬に出たのは良い。POG的にはプラス要素が多い。
池添厩舎は合う。この厩舎はウッドで乗り込む上、レース数も使ってくるので、大型で体力のある中距離馬とは手が合う(逆にいえば、このタイプ以外あまり走らない)。社台オーナーズではほとんど実績がないが、吉田和美名義ではソコソコ走っているので、ラインとしては普通。
本馬はPOG本にほとんど露出がない上、親密な女性が発する「怒らないから正直に言って」くらい信用できない池添学厩舎だけに、あまりドラフト人気はなさそう。しかし早期デビューが見えている上、健康体で数を使えるのなら、2歳戦で頭数の揃わないOP・重賞での小銭稼ぎは十分可能。2025シーズンで大ブレークした社台オーナーズ、今年はこの馬を中位で一本釣りしてみたい。
総合評価
血統評価:B
個体評価:A
総合評価:B+
スピード血統がやや弱いが、欧州スタミナが豊富で健康リスクが低く、早期から活躍が期待できる配合。活力も厩舎も良く、2歳戦で頭数の揃わないOP・重賞での小銭稼ぎが期待できる。適正距離は1800m-3000m、広くて直線の長い東京・阪神外回り・札幌が合う。持続的なペースで先行する競馬で強いが、ペースが緩むとキレ負けしやすい。重馬場は得意、ダートは苦手。
(POG的評価基準)
S評価:特注馬
A評価:絶対に指名検討したい
B評価:指名を検討したい
C評価:情報次第
D評価:オススメできない
Z評価:Z候補
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