【POG的預言】2024-2025シーズンの「Z評価」を振り返る① の続きとなります。
【注意事項】
・当エントリーは地雷に愛をもって接する、とてもハートフルなコンテンツです
・馬主さんには耳の痛い内容もあるので、気にされる方はブラウザバックでお願いします
6.アイムオールレディセクシーの22(アスクセクシーモア)

「福永厩舎には素質馬が集まったらしい」「宝塚記念週にデビューするらしい」と、巷の評判で一気に人気を集めたのにZ評価。この馬にはこういう預言もあった。
デビュー前の調教で「あれ、おかしいぞ?騎手乗せてガチ追いしてるのに、全然速い時計が出ないぞ?」となる世界線が見える(預言)
騎手を乗せたかは定かではないが、動きイマイチで放牧に出されて速攻系から外れ、結局デビューは11月、そして心房細動の影響もあり大敗。「デビュー前に天井まで持ち上げて、一気に落とす」というPOG界の基本的な所作を見せつけられた1頭。みなさん、これがPOGというものです。
7.フローレスダンサーの22(ダノンミッション)

ダノックスの高馬×堀厩舎という勝利の方程式なのにZ評価。この馬は3戦目に未勝利脱出。「とんだいっぱい食わせ物」を多く輩出するダンシングキイ一族なのに、東京コースでしっかり勝たせてくる堀厩舎はスゴイ。来年のPOG的預言は「打倒・堀厩舎」をスローガンに掲げたいと思う。
8.ミッキークイーンの22(ミッキーマドンナ)

馬主は大富豪×超良血×NF絶賛×一流厩舎なのにZ評価。「ズブくて勝ちきれない」「デビュー遅そう」という預言を覆し、まさかの札幌新馬勝ちとは恐れ入った。一方で「期間内には稼ぎきれない」という預言もあり、勝負は3歳春に持ち越しとしたい。なお、当馬は私に無いものばかり持っており、個人的なやっかみも含んだZ評価だったのではないか、という追求はあえて否定しない。
9.シャンパンエニワンの22(ジュタ)

セール最高額馬×矢作厩舎という、拝金主義をわかりやすく表現したこの馬もZ評価。超長距離タイプなのに、新馬勝ちからG1入着は立派の一言。それにしても、矢作厩舎はレース選択が本当に上手いし、相手を見て勝負しているのがよく分かる。矢作師が電気イスゲームに出たら、優勝候補筆頭だと思う。
10.サンブルエミューズの22(ブルージュ)

ナミュール、ラヴェル姉妹をはじめ、スベり知らずの一族なのに「Z評価」。1600mで4着、1800mで6着と、2戦して未勝利だが、父ブリックスモルタルが距離持たない、と分かっていれば回避できた地雷だろう。「ブリモルでも距離は持つ」と錯覚させた、ゴンバデカーブースと堀厩舎の罪は重い。
11.アパパネの22(アマキヒ)

常にPOG人気になるアパパネ産駒も「Z評価」。この馬にはこんな預言があった。
新馬戦は用意周到な接待競馬が期待できるのだが、1勝出来たとしても後が続かないし、最初の接待競馬を取りこぼすといきなり崖っぷちになりかねない。色んな面からリスクが高い1頭。
この預言を知ってか知らずか、新馬戦は「超スローの単騎逃げ」かつ「他の有力馬はすべて後方待機」で1着。お手本のような接待競馬で、コンプライアンスを疑うくらいの用意周到さである。続くG1では17着と、「1勝出来たとしても後が続かない」という預言の結末は3歳春に持ち越し。
あとがき
まだPOG期間中ではあるが、Z評価11頭のうち、1勝馬4頭、未勝利馬7頭という状況。人気馬ばかりということを考えれば結果は上々、預言の的中率も結構高かった。それ以上に「POG人気馬でも臆さず評価する」という点が継続できているのは良き点かと。
2025年シーズンもバッサリ斬っていきますので、何卒よろしくお願いいたします!
コメント