当馬はセレクトセール1歳において、藤田晋氏が1億4,000万円で落札。兄姉はダートで勝ち上がっているが、当馬はダートに出るのか?それとも芝なのか?
血統表

藤田氏の牝馬といえばボンドガールで当たりを引いているイメージあり。ただこれまで27頭所有していて、2番目の稼ぎ頭はクロデメニル(父Practical Joke)。誰それ…?
血統分析
キズナ×Creative Cause×Indian Charlieの配合。母は北米のダート1400mで1勝しており、半兄・Mitoleは米国・ブリーダーズCスプリント勝ちのある短距離牝系。血統はNorthern Dancer×Mr. Prospector×Bold Rulerという北米ダート向きのパワー血統に、Siberian Express4×4という欧州スピード血統のクロスも併せ持つ。一方で中距離向きのスタミナは少なく、短距離を一本調子に走るタイプが出やすい。
本馬の父はキズナ。Storm Cat3×4でNorthern Dancer×Bold Rulerの形を刺激しており、母の特徴とはマッチしている。ただ父父ディープインパクトはそれほど活かせておらず、「芝をこなせる」という特徴を出すに留まっている。キズナ牝馬らしく、先行粘り込みが得意パターンになるが、距離はそこまで持たず、キレの要らない1400m前後が主戦場になりそう。牝系の特徴を受け継いだ、短距離を一本調子に走るタイプに出るだろう。
適正距離は1200m-1800m、坂のある中山、阪神内回りや、直線の短い新潟内回りがベスト。先行して粘り込める条件が合う。キレはなく、芝よりもダートの方が安定する。重馬場は苦手。
個体分析
デビュー未定。3連産の3番仔で活力は問題なし。2月26日生まれで米国血統も強く、デビューはそう遅くならないはず。短距離志向が強いので、牝馬に出たのは良い。ここまでは全く問題ないのだが、唯一にしてかなり心配なのは、兄姉がかなり淡泊な負け方をしているという点。馬体や血統云々ではなく、競争意欲に欠ける可能性がある。この点はリスク高めと考えたい。
武幸厩舎への預託は合う。この厩舎は1200m-1600mを得意としており、ソフト仕上げかつ坂路中心なので、米血短距離血統には合うし、気性面で追い込むこともない。この厩舎は牡馬クラシックを期待していると肩透かしを食うが、こういう短距離牝馬なら安定感はある。
この馬は血統もまずまずで、厩舎も合う。しかし気性面がかなり怪しく、兄姉も1勝はしたものの、その後の格上げ戦で2桁着順が続いている。POGは重賞やOPを狙うゲームであり、格上げ戦で全く走れない(かもしれない)牝系はリスクが高すぎる。POGで狙うなら、早期入厩で調教の手応えが良いなど、根拠ある情報が欲しいところ。
総合評価
血統評価:C
個体評価:D
総合評価:D
母の特徴がよく出ており、キズナ牝馬らしく先行粘り込みが得意パターンで、短距離を一本調子に走るタイプ。活力や厩舎も問題ないが、競争意欲に欠ける可能性がある点はハイリスクと心得たい。適正距離は1200m-1800m、中山、阪神内回りや、直線の短い新潟内回りがベスト。先行して粘り込める条件が合う。キレはなく、芝よりもダートの方が安定する。重馬場は苦手。
(POG的評価基準)
S評価:特注馬
A評価:絶対に指名検討したい
B評価:指名を検討したい
C評価:情報次第
D評価:オススメできない
Z評価:Z候補
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